ズーム操作時にピントが合わない(PTZカメラ) – WIPシリーズ

PTZカメラ(WIP-93320Z)でピントが合わない場合、焦点調整ボタンでピントを合わせることが出来ますが、何度調整してもズームのたびにピントが合わなくなると言う場合は、以下の方法でピントを再設定することが出来ます。

1.InternetExplorerでカメラにアクセスします。

2.「プリセット」に「85」と入力し、右のコールボタンをクリックします。
 これによりピントが初期化され、調整動作が行われます。

3.10秒ほどで動作が止まりますので、ズームの「-」(マイナス)をクリックし、最大までズームアウトします。

4.ズームの「+」をクリックし、1段階ズームインします。

5.この時点でピントがあっていない場合、焦点「+」「-」のボタン操作でピントを調整します。この際の注意点として、必ず焦点「+」ボタンのクリックで調整を終える必要があります。(「+」でのズームイン操作でピントがあっていない場合は、焦点の調整も「+」で完結する形になります。)
 ピントがあっている場合は、もう一度ズームの「+」をクリックし、もう1段階ズームインします。
 この要領で、最大ズームインまで段階的にピント調整を行います。

6.最大までズームインし、ピントの調整を行いましたら、今度はズーム「-」のボタンを1回クリックし、1段階ズームアウトします。

7.ピントがあっていない場合は、焦点「+」「-」のボタン操作でピントを調整します。この際の注意点として、必ず焦点「-」ボタンのクリックで調整を終える必要があります。(「-」でのズームアウト操作でピントがあっていない場合は、焦点の調整も「-」で完結する形になります。)
 ピントがあっている場合は、もう一度ズームの「-」をクリックし、もう1段階ズームアウトします。
 この要領で、最大ズームアウトまで段階的にピント調整を行います。

8.最大までズームアウトし、ピントを合わせたら、「プリセット」に「86」と入力し、コールボタンをクリックします。
 これにより、調整した焦点状態がカメラに保存されます。

9.以上で調整の操作は完了です。ズーム操作時のピントが正常にあっているかをご確認ください。