スマートフォンアプリ「Qmeye」で映像が見れなくなった場合は、接続したルーターのポート開放を行うことで、遠隔監視ができるようになります。ただし、ポート開放での接続では、IPアドレスの不定期更新に合わせ、アプリ上で設定を修正していただく必要があります。（後述参照）
ポート開放の操作は、録画機（VG-101-4）のある現地で行っていただく形になります。
準備するもの：ルーターに接続されたVG-101-4、ルーターに接続されたパソコン、Qmeyeをインストール済みのスマートフォン
※パソコンが無い場合は、ルーターが無線WiFi対応である場合、スマートフォンをWiFi接続し、パソコンの代用とすることも可能です。
1.録画機のIPアドレスを固定します。マウス右クリック＞「メインメニュー」＞「ネットワーク設定」をクリックします。
2.ネットワーク設定の画面を開いたら、画面左上の「DHCP」にチェックを入れ、「保存」をクリックします。
3.右上の「×」か、「キャンセル」ボタンをクリックして一度メニューを閉じます。
4.再度マウス右クリック＞「メインメニュー」＞「ネットワーク設定」を開き、「DHCP」のチェックを外します。
更に、表示されたIPアドレス「192.168.xx.xx」を確認し、メモ等に控えます。
5.「保存」をクリックします。
6.左メニューの「DDNS設定」をクリックします。
7.DDNS設定の画面右下に表示された「インターネットIP（xx.xx.xx.xx）」を確認し、メモ等に控えます。
8.お使いのルーターの型番を確認し、インターネットで「ルーター名 ポート開放」と検索します。
検索結果にお使いのルーターのポート開放方法を案内したページが検索されますので、そのページを参考にポート開放を行います。検索できない場合は、以下のページから該当するメーカー・型番からルーターのポート開放方法をご確認ください。
9.上記ページの手順を参考にしながら、パソコンでルーターの設定画面にアクセスし、設定を行います。
パソコンが無い場合は、WiFiに繋がったスマートフォンでパソコンと同等の操作が可能です。
ポート開放設定で開放するポート番号は以下の3つになります。
5800
7777
80
※複数のポート開放が難しい場合は、5800だけ設定していただければ、スマートフォンでの遠隔監視は可能です。
10.ポート開放の設定を行いましたら、パソコンで以下のページにアクセスします。
ポート開放の確認
ページ内の「確認したいポート番号（TCP）」に5800と入力し、「ポート開放の確認をする」のボタンをクリックします。
ページが切り替わり、「ポート開放されています」と表示されたら、設定完了です。
11.スマートフォンアプリ「Qmeye」でデバイスを再登録します。Qmeyeを起動します。
■iPhoneの場合
a.「login free」でQmeyeにアクセスします。
b.「Device Manage」をタップします。
c.画面左下の3本線のボタンをタップし、「Add device」をタップします。
d.カメラ情報を入力します。
Name：「camera1」と入力します。
Conection Mode：「Address」をタップして選択します。
Address：手順7で確認した「インターネットIP」を入力します。（.（ドット）を含めて、153.214.183.119（例）と言うように入力します。）
Port：「5800」と入力します。
UserID：「admin」と入力します。
Password：録画機に設定したパスワードを入力します。設定していない場合は空白です。
Max Cannel：「4」を選択します。
Stream Type：「Sub」を選択します。
入力したら、右上の保存ボタンをタップします。
e.「Device Manage」の画面に戻ります。続けて、再度画面左下の3本線のボタンをタップし、「Add device」をタップします。
f.カメラ情報を入力します。
Name：「camera2」と入力します。
Conection Mode：「Address」をタップして選択します。
Address：手順4で確認した「IPアドレス」を入力します。（.（ドット）を含めて、192.168.xx.xxと言うように入力します。）
Port：「5800」と入力します。
UserID：「admin」と入力します。
Password：録画機に設定したパスワードを入力します。設定していない場合は空白です。
Max Cannel：「4」を選択します。
Stream Type：「Sub」を選択します。
入力したら、右上の保存ボタンをタップします。
g.「Device Manage」の画面に戻ります。2つのデバイスが登録された状態になります。スマートフォンの回線状態に合わせて使い分けます。
「camera1」が、外出先から見る場合にアクセスするデバイスになります。（4G回線、外部のWiFi環境等）
「camera2」が、録画機と同じルーターにWiFi接続している場合にアクセスするデバイスになります。
h.左上の戻るボタンでメインメニューに戻ります。
i.「Livi view」をタップします。
j.スマートフォンの回線状態（外部ネットワークorローカルネットワーク）に合わせ、対応のデバイスをタップします。
k.映像が映ることを確認します。
■Androidの場合
a.「Login Free」でQmeyeにアクセスします。
b.「Device Manage」をタップします。
c.画面左下の3本線のボタンをタップし、「Add device」をタップします。
d.カメラ情報を入力します。
Alias：「camera1」と入力します。
Link Mode：「Address」をタップして選択します。
Address：手順7で確認した「インターネットIP」を入力します。（.（ドット）を含めて、153.214.183.119（例）と言うように入力します。）
Port：「5800」と入力します。
UserID：「admin」と入力します。
Password：録画機に設定したパスワードを入力します。設定していない場合は空白です。
Cannels：「4」を選択します。
Stream Type：「Sub」を選択します。
入力したら、下の「+」ボタンをタップします。
e.「Device Manage」の画面に戻ります。続けて、再度画面左下の3本線のボタンをタップし、「Add device」をタップします。
f.カメラ情報を入力します。
Name：「camera2」と入力します。
Link Mode：「Address」をタップして選択します。
Address：手順4で確認した「IPアドレス」を入力します。（.（ドット）を含めて、192.168.xx.xxと言うように入力します。）
Port：「5800」と入力します。
UserID：「admin」と入力します。
Password：録画機に設定したパスワードを入力します。設定していない場合は空白です。
Cannels：「4」を選択します。
Stream Type：「Sub」を選択します。
入力したら、下の「+」ボタンをタップします。
g.「Device Manage」の画面に戻ります。2つのデバイスが登録された状態になります。スマートフォンの回線状態に合わせて使い分けます。
「camera1」が、外出先から見る場合にアクセスするデバイスになります。（4G回線、外部のWiFi環境等）
「camera2」が、録画機と同じルーターにWiFi接続している場合にアクセスするデバイスになります。
h.左上の戻るボタンでメインメニューに戻ります。
i.「Real time monitoring」をタップします。
j.スマートフォンの回線状態（外部ネットワークorローカルネットワーク）に合わせ、対応のデバイスをタップします。
k.映像が映ることを確認します。
【重要】
ポート開放でのアクセスは、手順7で確認した「インターネットIP」（グローバルIPとも言います）を元にアクセスを行う仕組みですが、「インターネットIP」は、プロバイダ側の更新や、お使いのルーターの再起動などによって変わる場合があります。（プロバイダの契約で、固定IPアドレスの設定になっている場合は変わりません。）
インターネットIPが変わると、外部ネットワークからのアクセスが出来なくなりますので、外出先から映像が見れなくなったら、都度スマートフォンアプリ上で、最新のインターネットIPに更新していただく必要があります。以下の手順で行います。
1.録画機のモニター画面の操作で、右クリック＞「メインメニュー」＞「ネットワーク設定」を開きます。
2.左メニューの「DDNS設定」を開きます。
3.画面右下の「インターネットIP」の数字を確認、メモします。
4.スマートフォンでQmeyeを起動します。
5.「Login Free」をタップしてアクセスします。
6.「Device Manage」をタップします。
7.「camera1」の右側の矢印をタップし、
iPhoneの場合…「Editing server connection param」をタップします。
Androidの場合…「Modify connect parameters」をタップします。
8.デバイスの編集画面が開きます。
9.「Address」に入力されたインターネットIPの数字を、前述手順3で確認した数字に書き換えます。
10.画面右上の保存ボタンをタップします。
以上でアドレスの修正が完了です。映像が見れるかをご確認ください。